2004-06-01-Tuesday
■ 今月の三冊~2004年5月 
先月を振り返ってみると、ぼくにとっては「引越しの5月」であった。引越しで死に、引越しで鬱、引越しで倒れた。
大変だった、とにかく。という感想だけが残っており、何が起きたのかまったく覚えていない。マンガ喫茶にはたくさん行った。引越しにかかわる様々な手続きが済むまでネットにつなげなかったので。
日記http://d.hatena.ne.jp/hidex7777/をざっと読み返すと、5月初旬に北田暁大さんの講演会が岩波ブックセンターであり、そこで様々な人と出会った。三田でぼくが主催するルーマン研究会が始まり、『制度としての基本権』を6年ぶりぐらいに読み返している。6月20日には色彩検定という資格試験があり、そのための勉強を進めている。バイト先の塾でははやくも夏期・2学期のカリキュラムの締め切りがあって、完成させた。
Kill BillのDVDプレミアムボックスを開封した。Kill Bill vol.2も観にいった。人生でNo.1かも、とまで思えた(梶芽衣子の歌はぼくの人生の主題歌であるように思えた)。
本は相変わらずたくさん買った。しかし本部屋がまったく片付いておらず、目当ての本を探し出すのは当分の間、無理そうだ。
そんな中、読んだ本のベスト3。
- プラトン『メノン』(岩波文庫)isbn:4003360168
- ウェーバー『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』(岩波文庫)isbn:4003420926
- 薬理凶室『アリエナイ理科ノ教科書』(三才ブックス)isbn:4915540774
それから、雑誌では『漫画アクション』が6月1日に無事第4号が発売。郷田マモラ「モリのアサガオ」が名作の予感。『情況』粉川哲夫インタビューがすさまじく面白かったhttp://d.hatena.ne.jp/hidex7777/20040504#p2。
「はてなダイアラー絵本百選」のバトンが回ってきて、http://d.hatena.ne.jp/hidex7777/20040429#p1にて、エドワード・ゴーリー『うろんな客』のレヴューを書いたのも思い出深い。