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2006-4-12

[]憂愁の妃将軍 デルフィニア戦記10 著:茅田砂胡 絵:沖麻実也

まだ3部の途中ですよね? それなのにこんなに面白くていいのか! 前回の展開を見た時はわくわくしつつも、どうせいつものごとくリィの活躍で戻ってくるんだろうなー、と少し冷めていたのですが、ごめんなさいごめんなさい甘く見てました。ウォルを始めとする面々をひたすら追い込んだ前半、そして後半の息継ぎする暇さえない怒濤の展開に、まるで自分も実際にコロシアムにいるような興奮を覚える。無理やりなところもあるんだけど、それに対するツッコミすらねじ伏せるストーリーテリングの強さに乾杯。文句なし、本当に面白かった。

にしても、この巻でパラストとのごたごたはあらかた片付いてしまって、あと2巻は何をやるんだろ。ラストでとんでもない展開になってるので、素直に期待したいところだけど。

 評価:★★★★

2006-3-29

[]動乱の序章―デルフィニア戦記〈9〉 (C・NOVELS―ファンタジア) 著:茅田砂胡 絵:沖麻実也

久々のデル戦。前巻読んだのって10月くらい? 5ヶ月以上も読んでなかったのか。おかげで『この人誰だっけ?』と思うことがしばしば。……それはさておき。タイトル通り『序章』で、ほとんどは今後のための下地作り、ラストでやっと大きく事が運ぶという感じだけど、面白さは鉄板。ホント、この人は様々な思惑が交錯する様を書くのが上手いですね。今まで本筋から少し離れたところにいたシェラメインシナリオも、これ以降本筋に合流しそうだし。新キャラレティはそこそこいい感じ。完全に敵なスタンスのファロット側のキャラ、というのは必要だと思うし。

ラストで非常に大きく動いたので、これ以降の展開にも期待大。さっさと続きを読みましょう。

 評価:★★★☆

2005-11-28

[]風塵の群雄―デルフィニア戦記〈8〉 (C NOVELSファンタジア) 著:茅田砂胡 絵:沖麻実也

デル戦8巻で第三部スタート。といっても第二部の完全なる続編だけど。滑り出しとしては今までの部で一番良好。のっけから戦闘シーンで始まるし(シーンの書き方自体はあんまり上手くないんだけど)、色々とイベント・新キャラを用意していて十分十分。ただ、イヴンのあれに関しては、そうなるところは最高に盛り上がったんだけど、解決法にかんしてはちょっと、エェー!? みたいな感じで微妙。いや、そういうのはもっと前に伏線張っておこうぜ? なんかあっちの世界の新キャラもいきなり出てるし。とはいえ、続きにも期待期待。

 評価:★★★☆

2005-11-03

[]コーラルの嵐―デルフィニア戦記〈7〉 (C・NOVELSファンタジア) 著:茅田砂胡 絵:沖麻実也

異議あり! これはラブロマンスなのですか!? ああ、突っ込みたい、あとがき異議あり! と御剣ボイスで突っ込みたい……。

デル戦7巻。さすが第二部完結、と言ったところ。5,6巻とは比較にならないくらい話が進んでいます。ちょっと詰めこみ過ぎてる感もありますが、その分非常に充実しているので全く無問題。面白かった! 中盤のシェラのことや、終盤のウォルのことといい、もうちょっとためを用意してくれたらもっと最高だったんだけど、まあイイや。今回は何といっても結婚でしょう。裏表紙に書いてあった時も首を捻ったけど、本編はますますおかしい。こんなラブも何もあったもんじゃない結婚は初めて見たw それに伴う騒動もなかなか上手く解決してくれて満足。サイドストーリー的なファロットに関することも、今はまだ本筋から離れているけどこれから合流するんでしょう。そこに至らせるための掘り下げとしては文句ない出来。シェラも初登場の頃を考えると変わりましたね。女装少年はあんまり好きじゃないんで、今回見せたような男としての顔がもっと見られると嬉しいんだけど……まあいいか。

心配も杞憂に終わり、上手く二部を終わらせてくれて満足。外交に関してはこれで全部が収まったわけではないので、第三部・第四部に期待。

 評価:★★★★

2005-10-20

[]獅子の胎動―デルフィニア戦記〈6〉 (C・NOVELSファンタジア) 著:茅田砂胡 絵:沖麻実也

よーし、順当に面白くなってきたぞー。もはや安定シリーズとなっていて、こんなふうに最初微妙でも後々面白くなってくるシリーズがある者だから、最初の1巻で判断しちゃダメなんですよね。

デル戦6巻。前回少し危惧していたマグダネルとのケリの付け方は存外良かったです。あと1巻くらい引き延ばすんじゃないかなーと思ってたけど、ここで終わらせてしまうのも潔くて良いかな。本筋ではないわけだし。また、キャラの掛け合いもこなれてきたのか最初の頃に比べると随分テンポ良く楽しくなってるのも好感。こうした掛け合いを入れることでバランスを取り、基本はシリアスなのに重くなりすぎてていないのも作者の力と言うべきか。前回初登場のシェラも、背景にあるファロットの一族も含めて今回でかなり掘り下げられてましたね。思った以上の良キャラになるかもしれない。リィの特別扱いについてはもはや慣れたのか言うことないですが、リィ自体も最初に比べるとかなりいいキャラになってきているし。ということで、今回もテンポ良く盛り上がる展開に楽しませていただきました。その分、引きが弱かったのがちょっと残念

ところで第二部は次で終わりらしいけど、一体どうやって終わらせる気だろ? どんな区切りをつけるのか、全く見えてこないので、不安半分期待半分。

 評価:★★★☆