Easy Reading

(非)日常(通常の日記)へ
鴉とオレンジ(HP)へ
2005 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 10 |
 | 

2006-5-10

[]"文学少女"と死にたがりの道化 著:野村美月 絵:竹山美穂

発売時から竹山美穂のイラストから気になっていて、その上で評判の良さを聞いて読んでみた。うん、実に良かった。遠子先輩のおどけたキャラクターもいいし、ミステリー要素だけ見るなら微妙だけど『人間失格』を底に敷いたストーリー展開も割と成功している。そして何よりラストで遠子先輩が太宰治について語る姿がたまらない。本読みなら心を揺さぶられずにはいられない。それくらい熱い。コメディシリアスが上手くマッチしている雰囲気が、どうしようもなく心地よい。

読み終わった後、太宰治を読みたくなった。こういう気持ちにさせる本は、本読みにはたまらない。次巻発売も決定しているし、凄く楽しみ

 評価:★★★★

 |