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2005-9-05

[]いつかマのつく夕暮れに! (角川ビーンズ文庫) 著:喬林知 絵:松本テマリ

とりあえず一言。村田何者? ここに来て村田に対する疑いが急増。ラストの台詞からトサ日記コンラッドの話で、コンラッドと一緒に行動していた人が持っていた魂……えーっと、クリスティンだっけ? その人の魂=村田の魂だろうと踏んではいるんだけど。

まるマ7巻。前巻は長編の新章突入でこのシリアスな雰囲気がすごく新鮮で掴みが非常に良かったんだけど、この巻は前巻以上の衝撃はなく、そうなるとやっぱりギャグの衰退がマイナスになるなぁ。今までのハイテンションさはかけらもなく、そのせいで激シリアスでも勢いが減退しちゃってるもんだから盛り上がらない。この少ないページ数(いつも思うんだけどコバルトとビーンズはページ数の上限が低すぎる。値段が安くて嬉しいという一面もあるんだけど)に話の内容はきっちり詰まっていて、展開も遅くはないのが救いか。村田とかコンラッドとか箱とか謎が深まりつつ。しかし、ギーゼラまでもが……、まるマにまともな女キャラがほぼいないって分かってたけどね? グレタが最後の砦か……。

うーん、決してつまらない訳じゃないんだけど、今までに比べると一枚落ちるかなぁ。ラストであの人と合流したりしているので、次に期待。

 評価:★★★

[]西の善き魔女〈5〉銀の鳥プラチナの鳥 (中公文庫) 著:荻原規子

あれ、本編よりも面白いですよ? それでも自信持ってオススメ、とまでは言えないあたりが西魔女なんだけど。4巻でこけた分、こっちに面白さがまわってきた、という感じ?

西魔女5巻で、新書版では外伝扱いだった話。正直、どうして外伝扱いなのかすごく不思議。多分フィリエルじゃなくてアデイルが主人公だったからなんだろうけど、でも時間軸的には4巻の後にこの話を持ってくるのがベストだったと思う。ということで文庫版の選択はベストだったわけで、実際フィリエルがなんか訳の分からないことになってた裏側でアデイル達はこんなに頑張ってたんだ、と思うとある意味感慨深いです。好感度がアデイル>>>>フィリエルだった自分には嬉しい限り。アデイルの成長とか陰謀劇とかボーイミーツガールとかが1巻にぎゅっと詰まっていて、西魔女らしい手堅く真っ当な面白さで満足。ただ、ボーイミーツガールなのにアデイルの気持ちが出てきてないユーシスによっているとか、タイトルの付け方が無理矢理くさいとか不満もあり。あとティガが亡国の王子って事実、ちゃんと説明されてないうちに登場人物が納得しちゃっていて、正直戸惑った。いや、ここは自分がただ読み飛ばしていただけかも知れないけど。

それでも、西魔女が面白かった人にはこの外伝はオススメ。いきなり外伝を読むとかはさすがに無謀だけど。次は新書版で本編ラストに当たる巻ですか……上手くまとまってくれるといいんだけど……。

 評価:★★★☆

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