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2005-8-09

[]つづくオン・マイ・オウン―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫) 著:賀東招二 絵:四季童子

シリーズ転換期にして最高傑作。いやもうホント凄かった! 今までのぬるいギャグ短篇も全てはこの話のためにあったのだ、と思えるほど。

何せ踊るベリーメリークリスマスがいつものフルメタ長編に比べると少し落ちる出来で、それに三角関係に片が付いたからそろそろマンネリズムに陥るんじゃないかと危惧していたんだけど……全くの杞憂でした。怒涛のごとき危機の連続に魅せられ、キャラ達の決断に心が震える。ページをめくる手を止められないまま、一気に読了。宗介側もトゥアハー・デ・ダナン側も文句なく面白かった! ここ最近は恋する少女の面が強かったテッサが上司としての格好良さを取り戻していたのも良かったし、何より今まで積み上げてきたものを潔く、そして容赦なくぶち壊した作者の英断に感服。間違いなくシリーズ最高傑作。

今のラノベを代表する人気シリーズ(三回もアニメ化されたシリーズってなかなかない)で、だらだら続けていくことも出来たはずなのにそれをしなかったことに完敗。あの極悪な引きからどう続けていくのか。次の長編が本当に待ち遠しい。

 評価:★★★★☆

[]わが王に告ぐ―エヴァリオットの剣 (角川ビーンズ文庫) 著:高殿円 絵:椋本夏夜

単発モノ……と見せ掛けたマグダミリアの続編。なのでマグダミリアを非常に面白く読めた私がこれがつまらなく思うはずもなく。

最初に断っておくと、マグダミリアを読んでない人にはおそらく地雷です。ストーリーキャラ出しすぎて筋が絞れてなく、決着の付け方もめちゃめちゃ強引で、ちょっとどうかと思わないでもなく。けどそれはそれとおいといて、アルフォンスやらキースやらといったキャラのその後を楽しむのが吉。キャラが魅力的じゃなくなってるとかそういうことはないので。アンナマリアもあれはあれで可愛いし。そう思って読むと割と楽しめました。キースの超常現象(中盤のあれ)もマグダミリアの某シーンに比べたらまだ説得力あったし、エピローグの『グランドフィナーレ』はその名の通りで読めて良かったと心から思えるシーン。ただ、何度も言っているとおり前作であるマグダミリアを読んでいないと全く楽しめないです。ストーリーの穴が多すぎるorz

まあ、ファンサービスとしては順当なんじゃないですか? マグダミリアには遠く及ばないものの、楽しめたことは本当なので。ああ、でもこれでもうアル達の時代は完結なのか……。

 評価:★★★

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