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2006-02-06ねむの木の子どもたち

■ねむの木の子どもたち(宮城まり子)

■続・ねむの木の子どもたち(宮城まり子)

 歯医者の待合室に「ねむの木」の展覧会画集がありました。ふとページをめくると、どれもすばらしく形と色彩が心にしみる絵ばかりでした。私はそれまで「ねむの木」という存在を知りませんでした。

 「ねむの木」とはなんなのだろう、と図書館で検索すると、上記の文庫本が出てきたのでさっそく借りてみました。

 「ねむの木」とは静岡掛川にある肢体障害児(者)の施設、というよりはオルタナティブコミュニティ。そこでの日々の暮らしが園長・宮城まり子の視点で描かれています。

 重い障害、発達の極端な遅れ、親の家庭の事情、という重荷を背負った子供たちが、徐々に、そしてやがて無防備なまでに心を開いていく様が美しい。

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