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2010-12-03

日本の名随筆「商」

15:02 | 日本の名随筆「商」 - 文庫野ばら を含むブックマーク はてなブックマーク - 日本の名随筆「商」 - 文庫野ばら 日本の名随筆「商」 - 文庫野ばら のブックマークコメント

各自の職業が細く深くなって知識や興味の面積が日に日に狭められてゆくならば、吾人は表面上社会的共同生活を営んでいるとは申しながら、その実銘々孤立して山の中に立てこもっていると一般で、隣り合わせに居を卜(ぼく)していながら心は天涯にかけ離れて暮らしているとでも評するより他に仕方がない有様に陥ってきます。ーー夏目漱石「道楽と職業」

古い文章だが、今にも通じるものがあって共感する。

他に三十人ほどの随筆が収められているが、漱石の文章が一番好きだ。漱石は20代半ばに「こころ」か何かを読み、すっかり引きつけられて「三四郎」と「坊っちゃん」をのぞくほとんどの作品を読んだ。あの、住み慣れた家の、皆が手で触って角が丸くなった柱を思わせるような、文体が好きだ

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