bookグループに関する意見などは、はてなダイアリーにお願いします。
2007-09-04
■ [スニーカー文庫][椎野美由貴]『螺旋のプリンセス 1 ぼくと自転車の騎士』


螺旋のプリンセス〈1〉ぼくと自転車の騎士 (角川スニーカー文庫)
- 作者: 椎野美由貴,瀬田ヒナコ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/08/31
- メディア: 文庫
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
『バイトでウィザード』が打ち切りというか途中で放置されて続編が出て無い状態での新シリーズ開始。
『バイトで〜』の後半に表面化した椎野美由貴の良い所を一切取り払って、癖もアクも無くなってしまい、無味乾燥な一冊が出来上がってしまった様だ。
もしかしたら、DQN的行動と鬱展開がセットになっているのかも知れないので、あまり世間的なウケは少ないかも知れないが、『バイトで〜』以上の鬱展開希望。
2006-06-01
■ [角川スニーカー文庫][椎野美由貴]

- 椎野美由貴『バイトでウイザード 唱えよ安らぎの歌、と星は輝いた』ISBN:4044287139
DQNな妹もその勢いを無くし、ひたすら救いが無く、暗い展開を一直線に突き進むこのシリーズだが、今回は多少明るい要素が見える。が、どう見てもラスト(若しくは次)で落とす為の前フリにしか見えないのは、こちらがひねくれているからだろうか。まあ、『され竜』と比べると、その落差はまだまだ甘いか。
『され竜』の暗さは、主人公の内面から滲み出るが、『バイトでウイザード』の場合は、主人公を取り巻く周囲から滲み出る様な気がする。だから、より一層やるせなさが募るのかも知れない。
しかし、刊行ペースが落ちている様だが、次もちゃんと出して欲しいな。
- ★★★
2005-12-31
■ [スニーカー文庫][椎野美由貴]

- 椎野美由貴『バイトでウィザード 沈めよ恋心、と雨は舞い降りた』ISBN:4044287120
暗くて、どうしようもなく救いのないお話に一直線というか、あの序盤のバカっぷりのかけらもない程の変貌はちょっとどうかと思うが、まあ、暗い話は好きだから良いけどさ。
前回、敵になってしまった元恋人を救ったのだが、取り返しの利かないラインの一歩手前まで傷ついてしまった主人公。辛うじて動けるレベルまで回復した所で、イロイロと。
しかし、そのラストの駆け引きは極悪やな、マジで。でも、この路線で行って欲しいな。
- ★★★☆
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|04|05|06|07|
2010|08|09|10|11|12|
2011|01|02|