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2008-11-23

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回帰祭 (ハヤカワ文庫JA)

回帰祭 (ハヤカワ文庫JA)

小林めぐみ初!!のハヤカワ文庫JA長編。つか、今の今までハヤカワで出て無かった事自体がハヤカワ何やってるんだ?と今更ながらに思ったりするんだが。

序盤から200ページぐらい読んだ辺りで、「これは栗本薫の『レダ』か?」と思いたくなる設定*1の数々に、ネタ被りは無いだろうなーとヒヤヒヤしながら読み進めていった。最終的には違う着地点に落ち着いて良かった良かった。

アンドロイドが直接牙を剥く直前まではホントに面白かった。が、それ以後がどうもグダグダになってしまった気がする。

閉鎖空間に於ける統制社会で、且つ男女比が著しく崩れた人口調整が働いてるとなると、確かに少女達を隔離して教育したり、顔をベールで覆う様な生活習慣が根付くのはわかるが、もう少し心理的倫理的な抑圧というか制限が男の子の側に掛かるんじゃないかな。良くも悪くもジュブナイルな出来にしてしまったが故の欠落かな。明るく書いてしまったのは、登場人物のキャラクタに引き摺られてしまったが故なんだろうが、もう少しねちこくそこを掘り下げて欲しかった。どうしても『レダ』と比較してしまう。

*1:レダにイヴに相当する少年少女、人口受精による人口調整、その中で数少ない自然受胎による人間、人語を解する実験動物、管理された反乱者等々

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