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2005-11-29
■ [MF文庫J][宇本京平][ノベライズ]

- 原案:飯田馬之介 作:宇本京平『銀色の髪のアギト』ISBN:484011448X
2006年正月劇場公開のノベライズ。
文明が滅び、人と森が対立する時代に、謎の少女とやたら元気な少年。ま、定番というかそんなに目新しいモノは無い。で、読んでいくと、どうもこれは『未来世紀コナン』のオマージュですか?と思ったり。一度そうなると、頭の中でヒロインの名が、ラナに変換されてしまう。
ま、宮崎アニメっぽい仕上がりになるのかなー、て思ったな、これは。
- ★★
2005-11-22
■ [角川スニーカー文庫][杉原智則][ノベライズ]

- 原作:BONES 著:杉原智則『交響詩篇エウレカセブン 1.BLUE MONDAY』ISBN:4044300054
TVの方は、たまにしか観ていないが、レントンのシンジ化が少々進行している様な感じが。まあ、作者の他の作品と比べると、この様な変化は許容範囲か。青さがグルグル自問自答を繰り返しながら、スパイラルを起こす様などは、ピッタリなのかも。
ゲッコーステイツやニルヴァーシュに関する情報に、雰囲気等は、たまにしか観ていない私でも、良くわかった。
ノベライズではないと言いながら、そこそこ良いノベライズじゃないかな。
- ★★☆
2005-11-16
2005-11-11
DocSeri2005/11/16 14:29ぬお、書き下ろし付きですか。買うしか。
adramine2005/11/16 14:39ちょっと懐かしい感じがしますが、いつもの笹本ですよ。
2005-11-10
■ [電撃文庫][高橋弥七郎]

- 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 11』ISBN:4840232040
学園祭の巻ですな。仮装行列で、ロミオとジュリエット役で火花を散らすシャナと吉田さん。体型にフレイムヘイズとしての在り方に不安を抱くシャナ。本来負けたハズなのに嬉しそうな顔のシャナに、不安を抱く吉田さん。どれもこれも流石、悶えさせてくれる。
幕間に挿入される風景はなんだ?と思ったら、そういうオチか。つか、学園祭そのものがその為のモノ。ナカナカですな。
ま、いつも通りと言う感じかな。
- ★★★
2005-11-07
■ [講談社ノベルズ][西尾維新]

- 西尾維新『ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い』ISBN:4061824007
これにて戯言シリーズ完結。
これまで他人の物語で狂言回しをしていたいーちゃんが、モロ物語のメインストリームに引きずり出した『ネコソギラジカル』だが、「世界の終わり」に向けて収斂していくのかな?正直、「世界の終わり」というより、「いーちゃんの世界の終わり」だよなーという感じが、非常に強く感じながら読んだ。玖渚友の残り時間や骨董アパートの崩壊等、いーちゃんにとって、充分「終わりにしても良い」という要素がありながら、比較的前向きないーちゃんに??
「いーちゃんの終わり」を意識しているからこそ、なんでもっと追い込まないのだろう?肉体的には、前巻で痛め付けられたので、精神的にもっともっと追い込まないのか。という疑惑が、強かった。
で、あのエピローグ。これで物語は死んだ。完全に予想と外れたなー。完全に裏をかかれた形になってしまったな。
今までの展開で、皆殺しで誰一人として救われない展開を期待していたのに、結局いーちゃんの敵の「狐」だけ。なんかしっくり来ない結末だった。戯言もキレが無かったし。
- ★★☆
秋はじめまして。。。同意見です。いーちゃんらしくないっつーか、西尾維新にしてはこんな終わりでいーんすか?という感じでした。気持ち悪かったです。面白かったけど。。複雑。。
2005-11-01
■ [ファミ通文庫][久美沙織]

- 久美沙織『小説 エマ 2』ISBN:475772490X
小説版エマも二冊目。原作の雰囲気を残しつつ、周囲のサブキャラ達にも光を当てるのは流石かな。
ケリーの死のエピソードで語られるエマの過去も原作より詳細度が上がっているし、パーティー時のエレノアやグレイス、家族でいる時のヴィヴィアンやアーサーの感情も良く分かる。惜しむべきは、あまり言葉を発しないコリンの陰が薄くなっている事か。
で、小説版の続きの予定は無いとか。それは惜しいなー。折角良いノベライズだと言うのに。
- ★★★★
■ [コバルト文庫][須賀しのぶ]

- 須賀しのぶ『流血女神伝 喪の女王 2』ISBN:4086006669
いろいろ話が展開していく感じが強い一冊か。カリエの子供が女神そのモノかも知れなかったり、ネフィラシカの消えたハズの息子が出て来たりと、相変わらず波瀾万丈なカリエの周囲だ事で。
で、この巻でキッついなーと思ったのは、なかなか子供を授からないグラーシカを追い詰める愛妾の言葉の重くキツい事。こういうのはやはり女性作家ならではの重さかな。
その他は、大体いつも通りかな。
- ★★★
■ [今月の三冊]今月の三冊200510

- 豊島ミホ『青空チェリー』ISBN:4101199418
- 成田良悟『世界の中心、針山さん』ISBN:484023177X
- 渡瀬草一郎『空ノ鐘の響く惑星で 8』ISBN:4840231818
先月は、豊島ミホが抜群に面白かったけど、後は、チョコチョコという感じかな?
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