高森太郎の日記。@B-g 本の虫の書庫

 ライトノベルを中心に読む本の虫で専門学生の、書籍に関する日記であります。

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評価について。たぶん一般的な基準と違います。一度読んでいただけるとうれしいです。

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2006年03月14日(火曜日)

[][]渡瀬草一郎『空の鐘の響く惑星で(10)』

空ノ鐘の響く惑星で〈10〉 (電撃文庫)

『空の鐘の響く惑星で(10)』

著/渡瀬草一郎 イラスト/岩崎美奈子

発行/メディアワークス 電撃文庫

 長い旅の末、神殿勢力の盟主であるジラーハ、ウイータ神殿へたどり着いたフェリオたち一行。ここで、タートムとの停戦協定が結ばれるのである。 そして、ここはウルクの故郷でもある。

 到着し直後に、ウルクのまた別の面を見て驚いた一行だったが、その翌日、フェリオは申請をしたわけでもないのに、神姫との面会が許される。神姫ノエル。彼女は、ウルクの姉でもある。 そして、フェリオが通されたのは、謁見の間ではなく、神姫の自室だった。そこでフェリオとウルクは、意外な、しかし避けては通れない人物とも、出会うことになり……。

 『陰陽ノ都』の“幼馴染作家渡瀬草一郎最新刊。 10巻目。もちろん、氏の一番の長編シリーズ最新刊であります。

 今回はタートムとの争いが終り、アルセイフからジラーハへと舞台を移し、次への動き、そして最後のためのためのイントロダクションという感じであります。 少しずつ明かされていく世界の秘密と新たななぞと……。そこらへんは、なんというか文章の安定感と共に、安心してわくわくできるというか、浸ることができる。

 そして……前巻9巻は、大きな物語が最後に行くためのインターミッションでありましたが、あんまりフェリオたちがどう、という話があんまりなかったのだけれど、今回はまた、あらなた事件とのかかわりと、いろいろ書かれています。さて、どうなるだろうかと……。

 さらに、新しいキャラクターも登場して、なんというか物語りはどんどん加速しているというかなんというか。というかなんでこんなにキャラクターが魅力的に映るのだろう。

以下、ネタバレ含む。

 さて。特筆べき点。それはこの物語の中で、おそらくだれもかなう人はいないだろうという意味でのラスボス「神姫ノエル姉さん」の登場でありましょう(ぉ いや、あーいう方だとは思わなかった。だけれど、普段は謁見の間ですーっとしているんだろうなーと想像がつくというかなんと言うか。

 それから、使者としてきた二人も。なかなか。

 主要なキャラクターを除いて、結構キャラクターが入れ替わって大きく物語りが場面を変えた巻でした。次の巻で、ここでうまれた種が物語を形作るのだと思います。

評価は10中8.5。安定して出してくれる渡瀬草一郎氏だからこそ待てます。たのしみにしつつ。

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2006年03月13日(月曜日)

[][]竹宮ゆゆこ?『とらドラ!]

]』

とらドラ!1 (電撃文庫)

『とらドラ!?

著/竹宮ゆゆこ? イラスト/ヤス

発行/メディアワークス 電撃文庫


 高須竜児。目つきが悪い。凶悪に悪い。しかし普通の高校二年。二年初日。彼は自らの目つきの悪さから来るそのうわさに絶ち向かなければならないかと、「……また、誤解を解くところからはじめないといけないのか……」と、憂鬱な気分で学校へと向かう。

 だが、その心配はなかった。なぜなら竜児は、初日から瞳に襲い掛かる獣を宿した少女のすさまじき迫力に圧倒され、それに倒れたみなに認められたからだ。彼女の名は逢沢大河。人呼んで「手乗りタイガー」。

 しかしそれはひとつの大きな運命の、ほんの小さな発端にすぎなかった。

 ……人気のない放課後の学校。だれもいないはずの教室。 そこで“竜”と“虎”が邂逅するとき――


 ※注:この紹介はうそ大げさ紛らわしいが含まれています。ネタなのでこのあともちゃんと呼んでね(はあと


『わたしたちの田村くん』の著者、竹宮ゆゆこ氏の最新刊。 凶暴だけれどちっこくて、わがままだけれど細くてほっとけない。そんな女の子と、とある理由から共同戦線をはったちょっと目つきの悪い野郎の物語であります。

 安心して読める「ラブコメ」風味っ。 とりあえずのーみそびろーんとしてほっこり笑いながらよめますな。とりあえずごろごろ転がりながらにやにやしながら。

 というかこれはまは帯「ヒロインは手乗りタイガー」の文句と、少女が手に小さな虎を乗せているイラスト。なんとなく意味不明だけれど、妙なオーラを放つこれに引き寄せられる、そういう感じでありますな。それを象徴するのは、カラーの口絵の一番最後。

『そんな手乗りタイガーをめぐる、愛と団欒の物語』

 文章も巧みで、乗りよく楽しいっていうか、孤独の独とに身と書いて独身とか、妙な言い回しっていうのがなんともたのしい。

 以下ネタバレ含む。

 なんというかゆるいっていうかこう、走るところは走る、ゆっくりのところはゆっくり、といった感覚がいい感じ。一番最後の「電柱を蹴る」シーンのあたりなんかもー。 なんというか結構ぐっときてしまった。

評価は10中8。続刊予定あり! だそうであります。たのしみにしつつ。

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2006年03月12日(日曜日)

[][]時雨沢恵一『リリアとトレイズ ?(3) イクストーヴァの一番長い日<上>』

リリアとトレイズ〈3〉イクストーヴァの一番長い日〈上〉 (電撃文庫)

[]『リリアとトレイズ? (3) イクストーヴァの一番長い日<上>』

著/時雨沢恵一 イラスト/黒星紅白

発行/メディアワークス 電撃文庫

年の暮れも近づき、そろそろ年末の休暇の予定を立てる時期。手紙のやり取りを続けていたリリアは、トレイズから「よろしければまた、イクストーヴァにいらしてください」と誘いを受ける。「年末いってやる」と返事を書いたリリアは、母親のアリソンと共にイクストーヴァの首都へ。途中雪崩で遅れたものの、トレイズが用意した湖畔の別荘で年明けを迎えることに。

 アリソンは一人、街の年越しの祭に。そして二人きりになった二人は、雪が降り続く中、のんびりと、静かに、年越しを迎え、トレイズはリリアに伝えなければならないことを話す、はず、だったのだが……。

 時雨沢恵一の『キノの旅』と並ぶ代表シリーズ、最新刊。そーいえば、時雨沢恵一の著書って、みんなキャラクターの名前がついているんだなぁ、などということをいまさらながらに思ったりとか。

 今回は、トレイズは一大決心をしてリリアに重要な話をしようとするのだけれど、やっぱり失敗しましたよ、という話……じゃなくって(ぉ リリアとアリソンは、トレイズの招きに応じて、イクストーヴァの首都、湖岸の町へと行きます。年末年始の冬の物語であります。

 やっぱりテンポと会話を読むっていうか、頭の中でそれを再生する、みたいな、そういう感覚の本であります。というか、人々の会話なんかがすごくたのしい。本人たちもたのしげに話をしていたりとか、そうでなくていたってまじめだったりとか、深刻だったりとかするのだけれど、そういう会話を聞いて、なんとなくこっちがにやりとしてしまう、そんな感覚を楽しむ、そういう「会話」を楽しむもの、そして、ひとつの事が起こった後に展開していくテンポの良いストーリーがなんともいえずよい。

 さらに、シーンというか場所、人が物語の中で同時進行的に交錯していくものが、またそれらを加速している感じであります。

 というわけで以下ネタバレ含む。

 アリソンもいい! リリアもトレイズもいいのだが、今回特筆すべきは、トラヴァス大佐の日常業務、見たいなのが出てきたことでありましょう。

 きっと『アリソン』の“彼”が大人になったらこういう感じなんだろうなーというのと、あぁ、彼は今こういう世界にいるんだというか、そういうのがいろいろまざって、なんとも不思議な雰囲気がありいい感じ。 なんというか物語りに男くささ分がはいるのだけれど、でもやっぱりなんかそう深刻な感じがしない、という感じでありまして。

 最後に。 自分はかつて某作品で味わった「上巻を読んでしまってから下巻が出るまでの苦しみ」から逃れるために、上巻として発売された作品は、下巻が発表されるまで決して手をつけないと心に決めていたのであります。

 決めていたのですが……やっぱりなぜかこの本だけは我慢が出来なかったという……まぁともかく。


評価は10中9。下巻は5月発売予定だそうであります! 楽しみに待ちつつ。

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2005年01月19日(水曜日)

[][]増子二郎『ポストガール?(4)』

ポストガール〈4〉 (電撃文庫)

『ポストガール?(4)』

著/増子二郎 イラスト/GASHIN?

発行/メディアワークス 電撃文庫

 戦争により荒廃した世界で、郵便を配達する人型機械……MF108-41シルキー。彼女は自らの自意識システムに「バグ」をもっていた。それは機械である彼女にはあってはならない人間のような行動をもたらすもの……。

 彼女はある日、立派な館へと郵便物を運んできた。開け放たれていた扉からつい挨拶もなく入り込んでしまったそこには、巨大な空間と、そしてそこに規則正しくならぶ本棚……。まるで図書館のような屋敷。図書館みたいな、いや、ほとんど図書館。 シルキーは、そこの主人の女性に、本を読んでみることを進められ……(第十八話 ブックワームズ 他五編収録)

 郵便配達を行う機械――心にもにたバグを抱えた少女が、配達先でさまざまな出来事、人と出会う。郵便配達電撃hp短編小説賞受賞し、電撃hpで連載されてきた物語、4巻にして最終巻です。1月発売、電撃文庫新刊。

 なんというかなぁ……バイクでいろいろな人に出会うというお話で、世界は戦争の後で荒廃している。その中で、自分が機械であるということにしらばれれつつも、時に人間よりも人間らしい部分を見せるシルキーが、戦争をいまだに引きずっている人、今は前向きに生きている人、戦争のことなど知らない人、再び動き出す世界、そんなものをみていく。人を喜ばせたり、悲しませたりすることが書いてある手紙を持って。

 派手なアクションはありません。だけど、そういう出会いで丁寧に書かれた物語が、そのときのシルキーの気持ちと言うのかな、そういうのが伝わってきて、なんとも切なくなったり、そして優しくなったり。

 今回収録の作品には、上にちょっと書いた「ブックワームズ」と、「ディパーチャー」というお話が好きかも。そのほかにも、心に沁みる話が一杯。基本的に短編集なので、途中から読んでも大丈夫です。

 以下ネタバレ含む。

 なんというか……正直最終巻といのは残念かな~と思います。好きなシリーズではあるから、ってのもあるんですが終わり方が唐突っていうか、次なる旅立ちでしょうが、その先でどうなるのか、気になる終わり方なのがちょっと。

 そして、その中でいくつか出てきますか、彼らはどうなったのかなぁ……と。

 それから……やっぱり最後まで思うのは、電撃hpの初期の頃、大神直騎氏だったころの連載時のイラストのテイストで、GASHIN氏が書いてくれたほうが好きだったかも、とは思ったりします。ちょっと登場人物がやわらかすぎてちょっと違和感があるかも。もうちょっとこうシルキーは外見年齢上のイメージなので。 だけど、そこら辺を差し引いても絵はいいかんじなのですがね。

評価は10中8。(シリーズ評価)お勧めシリーズです。最終巻はちょっと残念だけれど、増子二郎氏の続編を期待!

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2005年01月13日(木曜日)

[][]伊達将範?『ダディーフェイス? メドゥーサ(4)』

『ダディーフェイス? メドゥーサ(4)』

著/伊達将範? イラスト/西E田?

発行/メディアワークス 電撃文庫

 元の世界への扉を再び開くためのリターンワードを入手した鷲士と美沙。 しかし、その前にはギヨームが立ちはだかる。鷲士は拳を振るいギヨームを追い詰めるが、そのときギヨームは……

 そのころ、別行動をしていたジョアは、一緒に行動している麗華の様子がおかしいことに気付く……。

 年の差9歳!な父娘のやたらとスケールの大きな失われた財宝を探すトレジャーハントの話、第7冊目、メドゥーサ編、完結です。

 今までに無いスケールで送る!などとでっかくかかれてますが、それでもやっぱり中心はあの父娘……と、あと麗華おばちゃん(ぉぃ が。さらに、美沙の双子である鷹士の息子、樫緒と、瑠璃人とのやりとりが。

 さらに……なんだ、美沙とデイモン、じゃないか、とか(ぉ なんというか、彼、007のジェームズボンドをもうちょっと下品にして、そして初期の頃に陰謀に巻き込まれて失脚したらこんな感じになってるかも、みたいな(ぉぃ

 あ~、続き物だけに、書くとネタバレばっかりなので、以下ネタバレ含む。

 なんというか、麗華のあの状況での独白というか、そういうのがなんか結構リアルに感じたり。それと同時に樫緒と瑠璃人の喧嘩というかあれも、尋常じゃない人外な能力をつかって喧嘩しているのに、理由はそれこそ、ふたつのところのいさかいがどうの、とかそういう理由じゃなくって、普通に喧嘩しているあたりがなんかいいな~とかおもったり。なんか二人が将来お互いに補佐しあいながら喧嘩しあいながらやるあたりが目に見えるような。

 そのくせきれいなおねえさんに言われると素にもどる普通の少年というあたりがなんとも。

 そして「チンポインポ」はアホだ。嘲笑って美沙よ。(笑)。

 なんだかんだでものすごくスケールが大きくなっても、キャラクターそれぞれはちゃんと自分のことを考えているあたり……世界の人々のためにXXXを犠牲にするとか、悩みがいつの間にか無くなっているとか、そういうところが無いのがいいかんじ。、

 しかし……メドゥーサ編以外のダディーフェイスって3巻なので、この巻でメドゥーサ編が半数以上をしめたわけでありますな。そしてメドゥーサ編は完全に続き物なのでありますので……正直、ここにきてやっと「メドゥーサ編もあるから読んでみてよ」ってすすめられる感じか。リアルタイムで追ってきた自分は……足掛け2年とかになるのか?もっとか? ぐらいかかって、新刊がでるたびに前までを読み返したりとか……そして、やっと完結。

 しょーじき……やっぱりちょっと長くって、しかも完全に続いているので読むのに体力がいるというか大変でした。(^^;) あと、前のキャラクターが出てきたのはうれしかったのですが、とくにスプレイといづなさん一巻だけぽこっと読んでも大丈夫!というのがなくなったのはちょっと残念かなっておもったり。

 いままで劇場版やOVAで作ってきたものが、テレビシリーズをはじめたような、という……微妙なたとえですがそういうのがしっくり来る感じ。

 あとがきで伊達氏は「フェイスならば」とおっしゃってますが、なんとしても続きを書いてください! ここまで広げといて終わり!ってことはないように……。

 今度は一巻で終わる話を書いてほしいなぁ……。

評価は10中7。といいつつ、クールダウンとかも好きだったり。続き希望!

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