高森太郎の日記。@B-g 本の虫の書庫

 ライトノベルを中心に読む本の虫で専門学生の、書籍に関する日記であります。

 このページについて、about it?を、できましたらはじめにお読みください。はてなアンテナにこのページを追加(ログイン中のみ有効) I-knowへこのページを追加(ログイン中のみ有効)

ご案内

高森太郎の日記」というものもございます。そちらもよろしくおねがいします!
評価について。たぶん一般的な基準と違います。一度読んでいただけるとうれしいです。

日記を絞込み

<< 2004/10 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

2004年10月13日(水曜日)

[][]川崎康宏『Alice(1)』

『Alice(1)』

著/川崎康宏 イラスト/エナミカツミ

発行/メディアワークス 電撃文庫

 狂犬アリス、アリス・ザ・ファイヤーボール。 そう恐れられ、母の胎内に投与された薬によりメビウスチルドレンと呼ばれる特殊体質を持った少女、アリス。 かつては荒れていたこともあったけれど、実は大学を目指し勉強する案外普通の女子高生である。 ただちょっと、BMWのバイクを駆り、全身エナメル、スパイクを仕込んだボディスーツを着てたりするけれど。

 ある日、バイト先の探偵事務所の仕事で、探索依頼された猫をつれて依頼人の家に行くが、そこでいきなり物騒な連中に襲われ、多少死人がでるけれど撃退する。 しかし、実はその猫は……

 帯より『強可愛 強くて可愛い。彼女はそんな女の子です』そんな彼女が主人公の、なんともシュールな感じの小説であります。新シリーズ。電撃文庫10月新刊。

 世界観はなんかやな感じに変化した日本。政府が小さくなり、治安が悪くなり、大企業が自社の利益のために今より大きな権力と権利を持つようになった近未来。そこでなぜか熊の経営する探偵事務所で、強い女の子が戦うと言うか、巻き込まれて、なんのためって主に金のためにいろいろ戦うのです。

 そして出てくるやつはみんな少々ピントがずれているのがなんとも不思議な感覚で、シュールって言うのじゃないんだけど、なんとも不思議な感覚なのです。というか変!

 とりあえず熊。変。あと出てくるやつら微妙に変。なのに妙な説得力があって読むんだけれど、だけど読んでくるところでたまに思い出したように『変』が飛び出してくる感じであります。これがなんともいいかんじでありまして。その変!が面白い!

 そのかかわってくる社長のその会話がなんとも妙な味があって好きであります。P29の「なんというか小端博士の好みじゃないな」のくだりなんか、なんどもみてもなんかすげえ味がありまして。なんというか声に出して読むと妙に可笑しくって。また、若くはないが若作りだ、とかそのあたりも。

 後、「飼い主も食べません」とかなんかすごく。さらに、日本かぶれの熊とUSA!の戦いがなんとも、というか「両方違う!」と叫びたくなるという。なんとも味わいが。

 そして、やっぱりAliceは……けっこういい娘じゃないか! というかその、いろいろな過去と言うかそういうあたりにちょっといろいろなんか。 萌え~。

 なんというか、著者の独特の文章がいいかんじであります。どいつもこいつも非常にまじめ、いたってまじめ。だけどそれがなんとも可笑しくて、悲しくて。シュールでにやりとして。

 今月出た電撃文庫の新シリーズの中では、一番お勧めです!

 えっと……某木乃坂は……あれは読む人と言うかお勧めする人選ぶでしょうし(汗 

評価は10中8。というかすげ~たのしかった。なんというかなんども再読してにやりとする、そういう言う本です。おすすめです! とりあえず気になったら買っても吉かと。

 この作家の本も探してみよう。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/TakamoriTarou/20041013

2004年10月11日(月曜日)

[]ちょっと表示を変えました。

 すこし表示設定を変えました。 まずは日記のタイトル。今までは

 本の虫の書庫~高森太郎の日記@b-g

 としていましたが、先に名前を持ってきて、

 高森太郎の日記。@B-g 本の虫の書庫

 と変更しました。この方がダイアリーアンテナやグループトップページからわかりやすいかなと思いまして。

 また、変更し忘れていた日記の日付を、日本語表示にしました。年、月、日、曜日、といった具合です。

 いろいろアンテナに反応してしまうなどお騒がせしてしまいます。申し訳ありません。よろしくおねがいします。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/TakamoriTarou/20041011

2004年10月10日(日曜日)

[][]柴村仁『我が家のお稲荷さま。(3)』

 秋。高上兄弟の兄、昇が通う赤城高校の文化祭。 そこには仕事でこれなかった父以外の、高上家の面々と、その守女、いつもの巫女服姿のコウ……そしてなぜかセーラー服姿の女「クーちゃん」こと、空幻狐。と。 そこで、透は、不思議なシスターに出会う。そして、クーも、数百年ぶりに同じ天狐、銀狐の玉耀と出会い、そしてそこで妙な話を聞く。鬼が妙な動きを見せているというのだ。 その数日後、10月に入ったある日“クロネコ便”が一つの重い荷物を届ける。そのダンボールの中には……全身を呪布で拘束された一人の少女が

 日常に、妖怪、な、『我が家のお稲荷さま。』三冊目。10月発売の電撃文庫新刊。個人的には一押しシリーズで、待望……というほど前から時間はたってませんが、新刊です!

 今回は、第三者の存在がでてきます。いままでは単発というかんじのエピソードですが、今回からはちょっと続きそうな雰囲気。ストーリーとしては一つのエピソードになってます。そして、もう一人天狐が登場して、さらに拝一刀(暫定名)も出てますのでなんとなく狐度二割増しくらいでありまして。そして、あたらしい存在として「鬼」がでてきます。そして……。


 全体的にやっぱり、今までどおりなんというかほのぼの~であります。日常の一部と言うか、普通に家族。そしてなんか自然~。日常と人の知らない世界を行き来してどうの、というより、雨のち妖怪、みたいなかんじで普通に日記に書くような事柄のような、現実から剥離していない感じがいい。

 なんというかみょうにほっこりできるのですよ。それこそ、結構アクションとかあるわけですが、そこらへんがなんか「喧嘩っ早いがいざと言うとき頼りになるクーちゃん」というような手軽な、ちょっとどうしょうもないお姉、兄、と言う雰囲気がなんともいい感じなのであります。今回は、なんというかな、とちゅうでぽろ、ぽろぽろ、と出てくるところ(後半でクーちゃんが言った「ねだって買ってもらえるんだが」というセリフとか)がいいかんじなのでありますよ。

 以下ネタバレ含む。

 今回は鬼が出ててきます。そして、そこになぜかこう、イラストがあるおねいさんがいらっさるんですが、その後出てくるんでしょうか、ちょっといいなぁあって思ってみたり。てか、中拍子も彼女では?それから……なんというか過去と言うか、思い出のようなもの出てきて……どうつながっていくんでしょうか。

 あと、文化祭のあれは笑った。 だけど逆らわないあたり、やっぱりこの物語での最強キャラは透だと確信してみたり。

 イラストは、放電映像氏。というか今回はなんか明らかにイラストの枚数が多かったような。自分は放電映像氏のファンなので多くてもよいのですけど、なんというか多すぎと言うほどあります。

 そして……裏表紙のクロネコ便は……なんというか素敵に不気味~。というかあんなもの来たら逃げますな(笑

評価は10中8.5。ほっこりできる、アクションもある小説ってめずらしい。 安心できる感じ。おすすめです!

[][]五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密

 容姿端麗、成績優秀、そして聖母のような心をもつ美しい性格……。そして何代も続く雄所正しき貿易商の家に生まれた……完全無欠、という言葉が似合うお嬢さま、木乃坂春香。彼女は学校では「ニュイ エトワーレ」、白白の星屑と称され、男性はもちろん、女性からも人気がある、学園のアイドルである。

 裕人は、クラスメートではあるものの、ある日までそれを憧れを含んだ目でとおくから見るしかなかった。だけれど、ある日、放課後の図書館にて、彼女の秘密を知った時……

 お嬢さまと、そしてある秘密。秘密を持った二人は強く結ばれる……というふうに一本じゃいかないよ~的なラブコメディ。どっちかっていうと振り回され系?『乃木坂春香の秘密』。電撃hpに掲載されたものを含め、短編連作。10月の電撃文庫新刊。

 電撃hp短編小説賞出身の著者です。そ~いえば、電撃hp短編小説賞を受賞した方で、その作品以外で単行本というか文庫化されたのは始めてかも?


 内容は、超ラブコメ。そしてラブコメの王道的展開というかお約束を守りつつ、「秘密」をからませてという感じでありまして、ええ、自分、こういうの大好きであります!

 なんともノリがいいし、展開は王道で、結構べたですけど、ちゃんと書ききっているから良し!

 そして! あとはイラストが~。なんというかあれです、目が大きくて、美しい系じゃなくってかわいい系のイラストなんですが、それがなんとも絶妙なんで融合度が高いというか……いや、あまりにもインパクトが強すぎてそこで固定されるというか。だけどこれ、イラストが違うと、イラストがかわいい系じゃなくって、美人系になったら、すごい全く違う印象になりそうな感じであります。

 以下ネタバレ含みます! 例の秘密!についてもずばりじゃないものの書いちゃってますので、まだ未読の方は下記ネタバレは読まないことを強くお勧めします!

 秘密、というのは、結構あっさりした秘密ですが、でもそれほど申告に考えなくてもいいだろうにな~と思うのは、他人だからで、そこらへんが妙にリアルと言うか……。といいつつ、そこら辺の趣味が、いまいち微妙に普通に、ナチュラルーに普通の悩みと同じように描かれているのがなんとも。

 また、それに関連して、そういうことなら、コンピュータとか、あとは薔薇(最近は言わない?)とか百合とか、そこらへんははずせないと思うのだけれど、そういう突っ込みどころはないのですか。が、そうすると『天国に涙はいらない』の方向になっちゃうか。などとつれずれと雑感。

 いつもアンケートはがきをかくときに悩むのが「(12)電撃文庫関連で商品化して欲しい作品や商品はありますか?」というものですが、普段は「ダディーフェイスのモデルガン」などと書きなぐって(よーするにあまりグッズが欲しいと思ったことがないわけなのです)いましたが、今回は違いますね。口絵にあったボトルキャップを!ボトルキャップを是非!と書いて送ります。

評価は10中8。王道、お約束、と言う言葉に反応する人には特におすすめ!。

[][]一色銀河『想いはいつも線香花火

『想いはいつも線香花火

著/一色銀河 イラスト/ゆい

発行/メディアワークス 電撃文庫

 優夜は、炎使いの速霊流宗家に生まれたが、炎術が使えない落ちこぼれ。 しかもエロいことばかり考えている高校生。 宗家に生まれながらも、能力がないために里から追い出された彼が送り込まれたのは、以前より速霊流とは対立していた中でもある御火布津流の、三人姉妹の社だった!

 一見天国なそこは、長女と三女は乱暴者で野郎である優夜。二女は優しくしてくれるが……。 そしてそんななかでも修行を続ける優夜だったが、ある日京都から一人の男がやってくる。そして、彼は……

 『若草野球部狂奏曲』シリーズの一色銀河、やっと出た最新刊。10月発売の電撃文庫新刊。 ラブコメです。

 お話は、特別な能力で、夜の世界から強大な能力が低く里から追い出されてしまった主人公が、今度は同じような能力を持つが、違う流派を組む者達の元へ修行に出されるところから始まります。しかしそこは、三姉妹だけで暮らしているすこし奥にある社。そして、やっぱり例によってはじめから印象最悪の出会い方をしてしまうと。

 そして、ちょっとヤンキー入っているがそれなりに頼りになる長女と、そして優しい次女、そしてその次女と双子であるが、性格は正反対で簡単に手も出る脚もでる、矢もでる、な三女であります。

 そこかしこに、あ~一色銀河だ~と言う感じがあります。特に最後。はじめと途中はちょっとだれますし、先頭の描写もちょっとだれるかな~(^^;)と言う感じでありますが。それは、物語が完全に主人公の視点、というより主人公が語るだけですので、そのあえてそうしているんだと思いますが、どうも自分の読み方だと思考の描写がノイズになっちゃって読みにくくって、視点じゃなくて主人公の思考から語る感じなので、状況が分かりにくすぎるのが……なんていうか途中で物語りに入り損ねるとちょっととちゅうでよみにくくなっちゃうかな~というか。特に戦いのシーンは、戦いの流れから読んでいってもちょっと自分じゃあんまりすっと読めませんでした(汗

 そしてその……ちょっとえらそうなことを書くと、物語は何の説明もなく叩き込まれますが、それだけの説得力がない(学校も学校、山が山、人物が人物の名前でしか書いてなかったりして、なのにいきなり舞台になったりする)のでちょっとそこらへんはじっくりこちらで書いてないところまでがんばって想像力を働かせないときついです(汗 そしてとちゅうで急に設定の説明に入りますが、それが物語の中で浮いているのでちょっと理解しにくいかも(汗

 ですが! 最後のほうのなんというかな、お互いに素直じゃないふたりが、なんともうわ~とじれったくなるようなシーンは、やっぱり一色銀河が帰ってきたんだな~と思います。そして、戦いの方針がは、サラダオイルの例えなどは、一色銀河氏だと思えます。そして、難しい戦いで、いろいろなんか人外な能力がでてくるけれど、ちょっと反則くさいけれど、知恵で戦うのなんかいい感じです。

 なんというか……今後に期待かな~というところです。それはイラストレータも含めて……イラストレータは現役の高校生だそうですので、成長に期待というか、味はあって、なんともいえないふんわりとしたふんいきがあるのですが、しかし描き分けてください(汗 なにって、人物から背景からいろいろ

(汗

……絵のセンスというか、雰囲気は好きなんですが口絵のあたの、過剰じゃない主人公の顔とか。別に某書のように挿絵がないものとして読んだほうが読みやすいというものじゃないんですが。

評価は10中6 ……うーんと、あんまり自分が読みきれてない可能性が高いのであんまりアレですが……今後に期待、です。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/TakamoriTarou/20041010

2004年10月03日(日曜日)

[][]今野緒雪『マリア様がみてる (18)特別でないただの一日』

マリア様がみてる 18 特別でないただの一日 (コバルト文庫)

『マリア様がみてる (18)特別でないただの一日』

著/今野緒雪 イラスト/ひびき玲音?

発行/集英社 コバルト文庫

 修学旅行の直前。学園祭に向けて本格的に準備が始まる時期に、ロサ・ギガンティア、祥子さまより発表される。それは「とりかえばやの物語」……そう、姉弟が入れ替わる話。 そう、必然的に福沢裕巳、裕麒姉弟が主役で……。 そして二年生が修学旅行からかえり、花寺の面々も合流して衣装合わせなど準備が本格化する。しかしそこで祥子さまがまたなにか思いつき……?

 マリア様がみてるシリーズ本編18冊目。10月発売のコバルト文庫新刊。

 今回は、学園祭編であります。学園祭と言うことは、山百合会では劇を行うのが慣例。しかも、山百合会は生徒会でもありますから、いろいろと準備をしていく日々であります。え?それでなんで「特別でないただの一日」というサブタイトルかと? それは読めばわかるというか、読んで初めて味わいのあるタイトルであります。

 しかし……今回は一年生たちがかつやくしているかんじでありまして、すげえよかった。 というか裕巳は、ちゃんとお姉さまになっている。

 以下ネタバレ含む。……結構超ネタバレです!

 そして、「ハリガネ」と「電動ドリル」には笑った。的確すぎるし、おっしゃった方のキャラクターがでててなんとも。 そしてなんというかかわいいなぁ。 そしてしっかり裕巳は甘えられているというか、頼られている感じでありまして。なんというか、一巻の頃から一貫して裕巳の視点が中心だけれど、そこらへんを思い出して始まりの頃を思うと、なんとも感慨深い。

 なていうかなぁ、年上の人はなんでも知っているすごい人に見えるけれど、自分がなってみるとそうでもないと思っている人が、外の人から見るとちゃんと成長している、と言う風に見える、とか、そういう感覚に似てる。

 そして次は……。次は!

評価は10中8。最後ですごいことがありました。次はついに来た……。


 それからどうでもいいですが、コバルト文庫ってやっぱり安くていいなぁ……。男性向けのほうだと、標準580円と言う感じだもんで、ざっと100円は安い。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/TakamoriTarou/20041003

2004年10月01日(金曜日)

[][]はてなグループキーワードでトラックバック受付開始!

 はてなグループのキーワードでトラックバックを受付開始した模様であります。というわけで、大々的にトラックバックしてくださいっていっちゃっていいんでしょうか? どうでしょう。

 できるとすれば……書評についてのトラックバックセンターみたいにできる? また、外部の方に企画に参加していただけるとかいろいろできます。

HebiHebi2004/10/02 17:35企画に外部から参加していただけるのは魅力的ですよねー。

TakamoriTarouTakamoriTarou2004/10/03 20:14ですね~。 場合によってははてな外からも可能!ですし。

TakamoriTarouTakamoriTarou2004/10/03 20:14なんとなくそうやってかんがえるとわくわくする。

トラックバック - http://book.g.hatena.ne.jp/TakamoriTarou/20041001

最近の日記の見出し

bookグループキーワードの検索
 
-広告-

↑adsenseモジュールです。(javasprctが使用できない方は見えません。)

 
2000 | 01 |
2004 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 |
2005 | 01 |
2006 | 03 |

Valid CSS!

358308 pagerank anniversaireRSS feed meter for http://book.g.hatena.ne.jp/TakamoriTarou/