高森太郎の日記。@B-g 本の虫の書庫

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2004年09月22日(水曜日)

[][]桜庭一樹『推定少女』

『推定少女』

著/桜庭一樹 イラスト/高野音彦

発行/エンターブレイン ファミ通文庫

 町を走るパトカー。それに追われて、一人の少女A……巣篭カナは、普通の15歳から振り落とされて、逃げていた。 家出というには深刻なその逃走に、ついに追い詰められて、ダストシュートへと足を踏み入れる。

 そこには、先客がいた。 それは、銃を握ったままの全裸の少女……。カナはその少女「白雪」とともに逃げる。街を出て逃げた東京で、カナは自らの後ろに黒い視線を感じ始め……。


 ファミ通文庫2004年09月新刊。


 自分の町を田舎と思い、閉塞感を感じながら、しかし当たり前の日々を過ごしている一人の少女がある日突然日常から欠落してしまう。なんというかな~、帯に『新・青春エンタテイメント』とかかれていますが、たしかに新感覚で、不思議な感じ。というか主人公の少女がなんかすごくリアルで……。徹底して主人公の視点で物語が語られているのがなんとも不思議で、だから物語の全貌みたいなものは、全体は一人の少女が知れる程度のことしか語られない。どこまでがどうで、どこからが違うのかなんて分からないけれど、それがなんかすごくリアルな感覚。

 そして、たぶんこれ、読む人によって全然印象がちがうだろうな~と言う感じがする。主人公より年下の男、女、まさに同じ年の男、女、年上……。また置かれた状況とか。だけど、そのなかであんまりこう、わけがわからないと言うことは無い気がして。

 以下ネタバレ含む。

 と、いいつつ、中学校時代というものがごそっとぬけている自分の場合だと、本当に現実に即して、そこを思い出してと言うことは無いんだけれど。 だけど、いろいろやってみて、それは悪いことではない、と思う。

 また、読了後の感覚がなんともふしぎ。というか読んだあとで、主人公のカナがそうしたであろうことと同じように、全体のことを考えると、なんか本当に、なつかしいというか、思い出を思い出すようななんとも切ない感覚になるのが、やっぱりこの物語りだなぁ。と思う。

 また、adramineさまもおっしゃってましたが、自分も、ちょっとライトノベルというより文学系のにおいがしたかもです。それはイラストが扉絵のみであると言うこともあるんでしょうが、しかし全く丸投げで。

 結構注目かも。

評価は10中7.5より上。実は桜庭一樹氏の本は初。ちょっと探してみよう。

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