高森太郎の日記。@B-g 本の虫の書庫

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2004年09月05日(日曜日)

[][]小川一水『導きの星 (1) 目覚めの大地』

『導きの星 (1)  目覚めの大地』

著/小川一水 表紙口絵イラスト/村田連爾 挿絵・イラスト/反田誠二

発行/角川春樹事務所 ハルキ文庫ヌーヴェルSFシリーズ

 銀河に進出した後、たくさんの異星人とであった地球人類は、まだ宇宙に達していない彼らを導き、宇宙航行種族にすべく、活動を行っていた。しかし予想以上に文明の数は無数に増え続け、そして長い時間を地球の人々から別れ、減刻睡眠を繰り返しながら見守っていく観察官は圧倒的に足りていなかった。

 異例ともいえる若さ、19歳観察官になった辻本司は、三人の女性……しかも美少女型だが、非常に個性の強いアンドロイド三人とともに、担当の星の知性生命体スワリスの導きの星となる。しかし、予定外の形でファーストコンタクトしてしまい……。

 星雲賞を『第六大陸』で受賞した小川一水氏の作品で同時に星雲賞にノミネートしていた作品。おそらく第六大陸が時期をはずしていたら、これと『イリアの空、UFOの夏』『マルドゥック・スクランブル』の三つ巴になっていた可能性が高いだろうと言う作品。全4巻。読了。

 導きの星となって惑星を導いていく物語……というか、一人の青年はやっぱり若い青年司は、一人じゃそれほどできないので、三人の目的人格……アンドロイドの少女達とともに見守っていく。 司は減刻睡眠で眠りにつき、三人の目的人格がその間見守る。そして導く必用があれば司をおこす……というものなんだけれど。

 SFの分類として「ファーストコンタクトSF」というものがあるらしい。とりあえず未知の知的生命体との出逢い、なんだけれど、この世界では恒星間飛行を行っている人類は、思ったより多くの地球外知的生命体と出会ってしまって、しかも彼らはみな宇宙に出てくるほど文明が進んでいない知的生命体ばかり。そして悩んだ末に見守ることにするのだが……ということであります。一巻は原始狩猟から、炎を覚え、そして鉄器を覚え、大航海時代へ。

 導いていく生命体は、スワリスと司が名づけた生命で……なんというかうさぎとねずみとリスの中間生物と言う感じであります。文章だけなんだけれど、そのしぐさみたいなのが丁寧に書かれていてなんともかわいいんでありますよ。しかし、そこは地球人類との違いで、やはり違いも多くて……。


 そして読んでいてたのしいのは、物語が進むにしたがっての成長度合いかなぁ。と。司はその時代で出会った人々や世界をのこし、眠りについてそこで再び目覚めます。そのとき一緒に物語りも飛んで次に行くのですが、その成長がなんともうれしいといか、なんかいーかんじなんであります。

 それから、三人の目的人格のなんともかしましいこと。「目的」人格でありますから、三人ともなんともすげえ偏ってまして。というか個性的な三人がいいかんじ。

 見かけ結構とっつきにくいかんじでありますが、読み始めると一気に読んでしまう感じであります。

評価は10中8。実はすでに4巻まで買ってありまして。というわけで続き!

 ところで、近所の書店はSFはあまりそろっておらず、ヌーヴェルSFシリーズなんて新刊がうっていれば奇跡、ぐらいの勢いなのですが、なぜかこの導きの星は四冊そろってこっちを見てました。(ぉ と言うか普段全く無いのになぜだ? 第六大陸も無いので、星雲賞受賞記念とかそういうわけでもなさそうなんだけれど……。

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