芹沢蔵書目録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2006-11-29

今月は豊作。

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神戸在住(9) (アフタヌーンKC)

神戸在住(9) (アフタヌーンKC)

淡々と日常を綴る日記系漫画なので大きな動きなし。ただ、大学生活はどうやら終端に向っているようだ。

関西人の妻がローカルネタと方言表記に受けていた。


ところでこれ、既に連載は終了しており現在は新シリーズ連載中なのだが、これまでの作風からはちょっと想像し難い……というかカバー内4コマに近い雰囲気の作。どうなるやら。

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もっけ(6) (アフタヌーンKC)

もっけ(6) (アフタヌーンKC)

主に姉妹の環境変化を中心とした話。やや重めの話が多くなってきて、新たな流れを予感させる。

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サトラレneo(2) (イブニングKC)

サトラレneo(2) (イブニングKC)

サトラレの新たな可能性と、サトラレ社会の新たな可能性。

最近ちょっと「人類愛」的ノリが強めか。

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ラブやん(7) (アフタヌーンKC)

ラブやん(7) (アフタヌーンKC)

日増しに破壊力が向上するなこの漫画。特にエビと精はかなり強烈。

酸いも甘いも噛み分けた大人のヲタクしか読めない作品だ。

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ビブリオテーク・リヴ (キュンコミックス)

ビブリオテーク・リヴ (キュンコミックス)

10年越しの復刊。旧作持ってるが買う。

楽園通信社綺談 (キュンコミックス)の復刊を検知し損ねたので、こちらも買わねば。

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2006-11-17

[]『まだ見ぬ冬の悲しみも』 『まだ見ぬ冬の悲しみも』 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『まだ見ぬ冬の悲しみも』 - 芹沢蔵書目録 『まだ見ぬ冬の悲しみも』 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

まだ見ぬ冬の悲しみも (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)

まだ見ぬ冬の悲しみも (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)

ラギッド・ガール―廃園の天使〈2〉 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)と一緒に並んでいたのでついでに購入。ハヤカワへの登場は初めてだっけ?

グループSNEメンバとしての活動が印象に深くラノベ系へのコミットが想起される山本弘だが、実はSF作家としてもなかなかの書き手。個人的にはパワードスーツの傭兵を描いたサイバーナイト―ドキュメント 戦士たちの肖像 (角川文庫―スニーカー文庫)(シリーズ全体としては機械知性を含む壮大なハードSFだが、そのワールドガイドを兼ねて書かれたこの作品はフリージャーナリストの手記の形態を取っており、現実味を持たせることに成功している)などが思い出深い。


さて本書のレビューに移ろう。ハードSFあり、ホラーあり、ギャグ系作品ありの短編集になっており、様々なテイストが楽しめる。

サイボーグ009へのオマージュ「奥歯のスイッチを入れろ」は音速で行動できるサイボーグの戦いをリアルに描いた作品。

「メデューサの呪文」はある種の変形クトゥルフ作品と言えようか。

「シュレディンガーのチョコパフェ」は……題名からしてちょっとアレゲなナンセンスハードSF。

これ1冊で色々楽しめるお得な一冊と言える。欲を言えば長編も期待したいところだ。

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審判の日

審判の日

こちらは主にアイデンティティ問題を中心とした短編集。ヴァーチャルリアリティなどではなく宇宙の成り立ちなどから世界の根幹を揺がせて見せる手法は面白い。

ただちょっと気になったのが……(以下ネタバレ注意)

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アイの物語

アイの物語

真の知性体たるAIについての物語。「アイ」は一人称としてのIであり、AIが感情を表現する複素数平面の虚数iであり、AIでもあり、また恐らくは愛でもある。

人間とは異なる知性体としてのAIを通すことで人間の知性性を再認識することとなろう。

バラバラに発表された短編を繋いで一つの長編に仕立て上げた手法は見事の一言。

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リスクテイカー

リスクテイカー

川端初期作品、金融SFである。「もし市場の動向が予測できる技術が登場したらどうなるか」その一つのシナリオがここにある。

金儲けには全く興味ないが、市場経済のシステムには興味がある。その辺りを判り易く学べたのは収穫。ていうか読みながらずっと頭の中でゲームシステムへの置き替えを考えてしまうのは職業病というか(職業じゃないけど)。

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今ここにいるぼくらは

今ここにいるぼくらは

小学生日記。半分覚えがあるだけにむず痒い。

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λに歯がない (講談社ノベルス)

λに歯がない (講談社ノベルス)

密室で殺された4人の男。その死体には歯がない。

今回は珍しく常識眩惑トリックではない。清く正しい新本格。

藍色藍色2009/11/09 01:32こんばんは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
[川端裕人]『今ここにいるぼくらは』をこの記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。

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2006-11-08

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せちやん―星を聴く人

せちやん―星を聴く人

星ネタだったのでかなり期待しながら読んだのだが、これは外れ。

なんというか、主人公の半生をだらだら聞かされるだけの作品になってしまっている。

[]『はじまりのうたをさがす旅 赤い風のソングライン』 『はじまりのうたをさがす旅 赤い風のソングライン』 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『はじまりのうたをさがす旅 赤い風のソングライン』 - 芹沢蔵書目録 『はじまりのうたをさがす旅 赤い風のソングライン』 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

はじまりのうたをさがす旅  赤い風のソングライン

はじまりのうたをさがす旅 赤い風のソングライン

このところ「緩い」作品を中心に読んでいたので忘れかけていたが、そう言えばこの人の持ち味はテンションの持続にあるのだった。


フォークシンガーがアボリジニのソングライン探索の旅に放り込まれる話。冒険譚でもあり政治的な物語でもある。

音楽論が理性的に過ぎる反面、その力が歌詞を中心に語られてしまうことと、終盤やや精神論的な方向が見られるのは残念。

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グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)に続く、「廃園の天使」シリーズ2作目。前回は仮想リゾート《数値海岸[コスタ・デル・ヌメロ]》とある種の災害である「大途絶[グランド・ダウン]」を扱ったが、今回はその数値海岸の成立と大途絶に至る経緯を中心に描く。

前作の強烈な「痛み」を味わうに最良なのは第3話「クローゼット」だが、白眉はなんといっても数値海岸の成立過程を描く第2話「ラギッド・ガール」と大途絶に至った理由に迫る第4話「魔述師」だろう。

個人的には、「魔述師」に対して(そのタイトルから)象られた力 kaleidscape (ハヤカワ文庫 JA)のような魔術性/眩惑性を期待してしまったのだが、もっと理性的で明瞭な内容であった。


ところで、グラン・ヴァカンスでは大途絶後の経過年数を「千と五十年」としていたような気がするのだが、この理由からするとそんなに長期間に至るとは考え難い。内部では時間の流れが違うのだろうか?そうだとしてもやはり説明付かないのだが。

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