芹沢蔵書目録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2005-04-05

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壷中の天国 (角川文庫)

壷中の天国 (角川文庫)

冒頭から電波系の。文書が支離滅裂で。しかしちゃんと研究を。実にそれらしい文体が。見事に怪電波を受信し居り。インパクトに思わず。図書館から救出を。


ミステリーの探偵役は少なからず作者の理想像或いは嗜好の投影と思われ例えば森博嗣の作品には理系で天才的な洞察力を持つ人物が多く登場するのは作者自身及びその類型あるいは理想型の投影であるのは論を俟たず倉知淳もまた飄々とした変人ばかりを探偵に選ぶのは恐らく自身がそのような人物であろうと判断できるが本格系が主にトリックを主眼に置いて「可能」性を論じるのに対し倉知淳は寧ろ犯人像の分析と犯行理由を主体に論を展開するので本格のように当初より犯人を登場させその不可能性を崩すことは重要ではなく只只探偵が真相を掴むに至った経緯こそを楽しむものであるので犯人が最後まで登場しないこともあるが卑怯とかノックスの十戒がどうとか問題視するのは愚の骨頂であり大変面白いのですぐ読むが良いと言い切れるので図書館にあった版は青い表紙にアニメキャラの如きが描画されたハードカバー版であったがアマゾンは文庫版しか扱って居らぬ為止む無くこれを紹介するものであるが内容に相違はないと断言できるので特に問題はない筈であり即時購入するのも良いが畢竟オタク話を中心に病んだ世界が具に描写されるので嫌悪を感じる向きは注意すべしと警句を発して結びとしたい


参考:404 Not Found

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