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2004-09-21最近読んだ本

無精なので読んだらすぐ書くということができない。記憶にある限りで、纏めて。

[]『ささら さや』 『ささら さや』 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『ささら さや』 - 芹沢蔵書目録 『ささら さや』 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

ささらさや

ささらさや

生まれたての息子と新婚の妻を遺して事故死した夫は幽霊となって二人を見守っている。気弱でどこか抜けている彼女は屢々ちょっとしたトラブルに巻き込まれ、それを束の間他人に憑衣した夫が持ち前の行動力と推理力で助ける……そういう推理小説

日常の謎というのは意外に難解で想像もつかないもの。そのイメージの豊かさを見せてくれる。

[]『冥都七事件』『妖都七事件』 『冥都七事件』『妖都七事件』 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『冥都七事件』『妖都七事件』 - 芹沢蔵書目録 『冥都七事件』『妖都七事件』 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

大東京三十五区 冥都七事件

大東京三十五区 冥都七事件

大東京三十五区 夭都七事件

大東京三十五区 夭都七事件

昭和初期、三流ゴシップ誌の記者と下宿の大家が明治頃に起きた怪事件の真相を記事や証言を頼りに解き明かす、ある種のアームチェア・ディテクティヴもの。やはり彼氏の文体は明治〜昭和初期が最も似つかわしい。購入決定。

[]『書きくけこ(1)』 『書きくけこ(1)』 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『書きくけこ(1)』 - 芹沢蔵書目録 『書きくけこ(1)』 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

書きくけこ 1 (モーニングKC)

書きくけこ 1 (モーニングKC)

「書」漫画。誌面で第一話を読んだときから買おうと決めていたのだがなかなか店頭で見かけず、先日古本屋で購入。できれば新刊で買いたかった。

絵の巧い人ではあるが流石に書までは書きようもないので、アドヴァイザー及び書提供者として吉川 壽一氏がついている。この書がまた素晴らしい。

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2004-09-16読書人生に大きな影響を与えた一冊

h2タイトルではキーワード抽出されないようなので改めてここに書いておく。>読書人生に大きな影響を与えた一冊

[]『日本アパッチ族』 『日本アパッチ族』 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『日本アパッチ族』 - 芹沢蔵書目録 『日本アパッチ族』 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

日本アパッチ族 (光文社文庫)

日本アパッチ族 (光文社文庫)

初めて読んだのは小学生の頃だったか。父親の蔵書の中から選んだ一冊。

以降、次々と小松左京作品を読み、半村良田中光二筒井康隆山田正紀に飛び、何時の間にか海外ハードSFを読み漁るようになって行く。

[][]『すべてがFになる』『姑獲鳥の夏』 『すべてがFになる』『姑獲鳥の夏』 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『すべてがFになる』『姑獲鳥の夏』 - 芹沢蔵書目録 『すべてがFになる』『姑獲鳥の夏』 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

すべてがFになる (講談社ノベルス)

すべてがFになる (講談社ノベルス)

姑獲鳥の夏 (講談社ノベルス)

姑獲鳥の夏 (講談社ノベルス)

高校の頃からミステリを敬遠し始めた私を引き戻すきっかけになった一冊。

森はずっと表紙にある文中の抜粋に惹かれていたのだが、なかなか機会がなく実際に読んだのは話題になって随分後のこと。

京極を手に取った理由は良く覚えていないが、これを機に話題作に対する偏見-----流行ものは総じてつまらない-----を多少なりとも払拭することになった。


そう言えば最初に読んだミステリがなんだったか良く覚えていない。子供向けに出版されていたシャーロックホームズや怪盗ルパンのシリーズは結構読んだが、あれを加えてしまって良いものか。

近代的ミステリとしては都築道夫か天藤真辺りからだろうか。いずれも親の蔵書。


[]ロードス島戦記 ロードス島戦記 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - ロードス島戦記 - 芹沢蔵書目録 ロードス島戦記 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

ロードス島戦記―灰色の魔女 (角川文庫―スニーカー文庫)

ロードス島戦記―灰色の魔女 (角川文庫―スニーカー文庫)

中学生に上がった頃、友人に借りた小説ライトノベルに足を踏み入れるきっかけとなった。時を同じくしてテーブルトークRPGにはまり、ここから暫くはロードス島とソード・ワールド・ノベル、リプレイやルールブックの類いに費やす。


基本的に私のライトノベル道はRPGとともにあり、日本に於いてRPGが衰退期を迎えた20世紀末期には殆ど手を引いてしまった。現在は僅かに絶版ものの秀作を数十冊残すのみ。

[]オレンジ党と黒い釜 オレンジ党と黒い釜 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - オレンジ党と黒い釜 - 芹沢蔵書目録 オレンジ党と黒い釜 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

オレンジ党と黒い釜 (fukkan.com)

オレンジ党と黒い釜 (fukkan.com)

ファンタジーに触れたのはミヒャエル・エンデと天沢退二郎とどちらが先だったか。多分「モモ」が早かったとは思うのだが、凄く感銘を受けた作品というわけではなかった。「急ぐ程に進まない通路」とか「時間の花」とか、それは確かに面白いのだが全体的に教訓めいているのを敬遠したのだろうか。


オレンジ党シリーズは現代世界を舞台としたロー・ファンタジーで、それほど幻想的であるわけではない。しかし静かに進行する闇との戦いはおどろおどろしく、版画による昏い挿絵と相俟って酷く不安な印象を覚えたものだ。

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2004-09-07最近読んだもの

纏めて。

[]『江豆町』 『江豆町』 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『江豆町』 - 芹沢蔵書目録 『江豆町』 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

江豆町―ブリトビラロマンSF

江豆町―ブリトビラロマンSF

「団地ともお」を読んでいるのでノリは知っているのだけれど、それ以外の作品を読むのも単行本を買うのも初めて。

不条理ではあるがギャグではない、微妙に奇妙な町の生活感が絶妙に漂う……なんと表現したら良いんだろうこれは、つまり小田扉としか言いようがないのだが。

[]『拝み屋横丁顛末記(1、2)』 『拝み屋横丁顛末記(1、2)』 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『拝み屋横丁顛末記(1、2)』 - 芹沢蔵書目録 『拝み屋横丁顛末記(1、2)』 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

拝み屋横丁顛末記 (1) (ZERO-SUM COMICS)

拝み屋横丁顛末記 (1) (ZERO-SUM COMICS)

拝み屋横丁顛末記 (2) (ZERO-SUM COMICS)

拝み屋横丁顛末記 (2) (ZERO-SUM COMICS)

微妙。背景やキャラは結構良い感じでもあるのだが、ストーリーというかキャラの行動がそれにそぐわない感じか。単なるドタバタになってしまっている。

[]『サトラレ(7)』 『サトラレ(7)』 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『サトラレ(7)』 - 芹沢蔵書目録 『サトラレ(7)』 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

サトラレ(7) (イブニングKC)

サトラレ(7) (イブニングKC)

終わりに近づいて来た感のある展開。本誌で読んでいるのでこの後の展開も知っているが、多分8巻〜10巻あたりで完結だろう。少し寂しくもあり、また彼がその後どんな作品を作るのか知りたくもある。

[]『マリアナ伝説(2)』 『マリアナ伝説(2)』 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『マリアナ伝説(2)』 - 芹沢蔵書目録 『マリアナ伝説(2)』 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

マリアナ伝説 (2) (ドラゴンコミックス)

マリアナ伝説 (2) (ドラゴンコミックス)

もはやマンネリとも思えるが面白いものは面白い。どこへ転がって行くのか予想もつかないと言うかどこへ転がって行ってもおんなじと言うか。

[]『血食』 『血食』 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『血食』 - 芹沢蔵書目録 『血食』 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

血食―系図屋奔走セリ (講談社ノベルス)

血食―系図屋奔走セリ (講談社ノベルス)

京極夏彦ばりの蘊蓄ネタで書き綴るミステリー。探偵が系譜学者で、家紋や姓から出身地を推測できるのが特徴であり、トリックもそれに絡んだものになっている。

かなりの特殊技能であり、必然的に探偵が了解していても読者に解らぬことがある辺りアンフェアな気もするが、少なくとも京極堂よりミステリだと思う。

ネタがネタだけに続きを書くのが困難そうである辺りは残念。

[]『第四赤口の会 赤マントのマント』『第四赤口の会 吸血鬼の壜詰め』 『第四赤口の会 赤マントのマント』『第四赤口の会 吸血鬼の壜詰め』 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『第四赤口の会 赤マントのマント』『第四赤口の会 吸血鬼の壜詰め』 - 芹沢蔵書目録 『第四赤口の会 赤マントのマント』『第四赤口の会 吸血鬼の壜詰め』 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

赤きマント―第四赤口の会 (講談社ノベルス)

赤きマント―第四赤口の会 (講談社ノベルス)

吸血鬼の壜詰―第四赤口の会 (講談社ノベルス)

吸血鬼の壜詰―第四赤口の会 (講談社ノベルス)

民俗学ネタに新解釈を与えるのは面白いのだけれど、個性的な(そして嫌らしい)キャラが何人もいて、それを癖の強い話し言葉で書き分けるものだから酷く読み難い。更に地の文をわざと同じ内容を言い換えて2回繰り返すものだから、ひたすら読み難い。

この読み難さに耐える自信と民俗学ネタへの適性があればおすすめ。

[]『ガラスの麒麟』 『ガラスの麒麟』 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『ガラスの麒麟』 - 芹沢蔵書目録 『ガラスの麒麟』 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

ガラスの麒麟 (講談社文庫)

ガラスの麒麟 (講談社文庫)

加納朋子にしては珍しく、殺人事件から話は始まる。刺し殺された少女と、刺し殺されなかった少女と、刺し殺した男と、その周りの人々。トリックは何もなく、人々の心理を読み解くことで少しづつほぐれて行くストーリー。もはや手慣れた手法ではある。

[]『螺旋階段のアリス』 『螺旋階段のアリス』 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『螺旋階段のアリス』 - 芹沢蔵書目録 『螺旋階段のアリス』 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

螺旋階段のアリス (文春文庫)

螺旋階段のアリス (文春文庫)

50にして会社を辞めて探偵になった男と、助手として居着いた少女。他愛もない事件を、観察と推理で解決する手法はまさに探偵もの推理小説の王道と言って差し支えあるまい。

タイトルから解る通り、様々なところでアリスの話がモティーフに使われている。

「最上階のアリス」を読んで、やっぱり買おうと思った。

[]『いちばん初めにあった海』 『いちばん初めにあった海』 - 芹沢蔵書目録 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『いちばん初めにあった海』 - 芹沢蔵書目録 『いちばん初めにあった海』 - 芹沢蔵書目録 のブックマークコメント

いちばん初めにあった海 (書き下ろし新本格ミステリー)

いちばん初めにあった海 (書き下ろし新本格ミステリー)

短編を繋ぐ手法を取らない点で珍しい作品。はじめは普通に見えた主人公の抱えた問題点が次第に明らかになり、その過程で主人公は段々に自分を取り戻す。ちょっと宮部みゆきの「レベル7」のようでもあるか。

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